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​股関節と肩関節の調整と治療意義(体の要)

​関節可動域の重要性

​ 人がきれいに歩くことは長生きに繋がります。80歳、90歳になられてもきれいに歩かれている方がいます。いくつになられても美男美女だなと感じるることがよくあります。男性の場合は長年剣道など背筋を伸ばす運動をされている方。女性は着物の着つけをされている方などやはり姿勢を考えてお仕事をされている方が代表格でしょうか。もうお気づきのことかと思いますが、「背筋を伸ばす」=「骨をきれいに積み上げる」ということが重要になりますね。背骨を曲げないようにする施策が必要です。子供のころから水泳や新体操をされれいる方も自然に背筋を伸ばすことが習慣化されているようです。玉川上水道をウォーキングをされている方を見ると習慣が重要と感じますね。

 体の要は股関節と肩関節と考えています。股関節に問題があると膝や足に痛みを抱えている方が多いですね。足に不調がある方を追求していくと股関節が硬い場合が多いです。股関節を構成する腱や筋肉が硬くなっているために足全体の動きが悪くなっているのです。したがって多くの場合、股関節を柔らかくする施術を行うことで足の動きも良くなり、つまらないところでつまずかなくなったりするので、事故も予防できまし、長生きに繋がります。

 肩関節は『肩甲骨はがし』という技を使って肩甲骨が回るようにすることが施術の代表格でしょう。大きな肩甲骨は猿と人間に与えられた重要な骨です。人間が肩が回せるのはこの大きな肩甲骨があるためです。犬や猫が水泳のクロールが出来ないことやボールを投げられないことはご存じだと思います。犬や猫は「犬かき」しかできません。これは大きな肩甲骨がないためなんですね。肩甲骨がうまく動き始めると肋骨も動き始めます。肋骨の動きが良くなると肺の動きも良くなります。肺は酸素(エネルギー)を取り込む重要な臓器ですから動きが良くなれば新陳代謝の改善にもつながります。自己免疫力をupさせるためには肩関節が動くことが基本と考えています。意識的に動かしましょうね。意識的に肩甲骨を動かすことが健康的な長生きに繋がりますし、健康寿命を延ばすことになりますよ。

整体治療
水の反射とヨガ

​肩関節可動域の重要性

​2022年7月15日(金)

『肩が柔らかいとなぜ良いか?』を説明しましょう。まず怪我をしなくなります。野球の優秀なピッチャーは間違いなく柔らかい肩をしています。ピッチャーは肩を酷使しますので怪我をしない肩を作ることは必然です。肩を強く振り出す必要もありその力に耐え抜く肩構造が重要になるわけです。したがって少年野球の指導者は単純に投球数を制限するのではなく同時に柔らかい肩を作る指導が必要となります。
私が今までに施術した患者さんの中で一番柔らかい肩を持った方は73歳の女性の方です。年齢から言って不思議だと思いませんか?通常、筋肉やそれに付随する腱は加齢によって硬くなっていくのが常識ですから。しかしこの方は子供のころから水泳をされていて73歳になった現在でもこの習慣をつづけていらっしゃいます。やはり「継続は力なり」ですね。「年寄りは体が硬い」というのは誤解だと思います。
肩は外旋させることが良いと言われています。解剖学的姿勢では手を下に降ろして手のひらを外側に向けると肩は外旋したポーズとなります。胸を張るポーズとなりますので、朝、このポーズで太陽の光を浴びるとセロトニンという幸せホルモンが出ます。このセロトニンを取り込むと、夜、メラトニンという睡眠ホルモンを誘発しますので心地よい睡眠をお送れます。また子供の頃からこの「外旋位」を意識できるスポーツもあります。体操、新体操やフィギュアスケート、水泳の背泳ぎなどですね。体操やフギュアスケートは手を挙げて決めポーズをする際に「肩が外旋」します。体が綺麗に見えるポーズになるのです。背泳ぎは泳ぐ際の手で水をかく動作が「肩が外旋」することになります。「肩が外旋」するポーズから水を後ろに押し出して前に進みます。どちらも手を伸ばす動作であり『身長』を伸ばす運動と連動することになりますので、ご自分の子供さんを高身長でスタイルを整えようと考えられるならこれらの運動は希望があるかも知れませんよ。

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