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​平均寿命と健康寿命の違い (何が違うの?)​​

​メラトニンの効用

日本人の「平均寿命」が世界一となって久しいです。最近の女性の平均寿命は86.61歳。男性の平均寿命は80.21歳とのこと。ご長寿バンザイ...と言いたいところですが本当にめでたいことなのでしょうか。なぜなら人間が病気もせずに健康的に生きることと平均寿命は必ずしも一致しないからです。
『健康寿命』という定義があります。これはいつまで健康で生活できているかという意味です。つまり人間がどこまで自力で生活できるか(食事、睡眠、軽い運動が良好でトイレや風呂にも自分で入れる)という定義です。この健康寿命は女性が74.21歳。男性は71.19歳とされています。それでは「平均寿命」ー「健康寿命」は何を指すでしょうか?これは亡くなる前に「何年寝込んでしまうか?」ということになりませんか?そう考えるとちょっと怖いですね。すなわち、女性で約12年。男性で9年は寝込んでしまう可能性があるわけです。
ではどうすればいいのか?...解決策は何なのかと人生を前向き思考で考えましょう。ヒントはすでに書きました。自力で良好な食事、睡眠、運動の生活が送れれば、当然トイレや風呂に入ることは問題ないですよね。そうです、普段(1日1日)の生活習慣が重要になってくるんです。まずは生活の中に自分の好きな運動を取り入れましょう。体を動かすことは健康の基本です。また食事は栄養のバランスを考えて摂りましょう。特にたんぱく質の取得は筋肉の確保に重要です。最後に十分な睡眠を取りましょう。睡眠は夜22時から2時までが睡眠ホルモン(メラトニン)」が出るコアタイムです。良質な睡眠を取りましょう。これが『健康定命』を延ばす秘訣です。寝込まない将来を作っていきましょうね。

患者と介護士
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